ヘルメットは、ライダーにとって一種の相棒のような存在です。特に、オリジナルのカスタムペイントのヘルメットは、世界に一つだけだからこそ、愛着を感じる方も多いはずです。しかし、カスタムペイントのヘルメットに限らず、同じヘルメットを長く使っていると、臭いが気になるだけでなく、防護機能に大きな影響を及ぼす可能性もあります。そこでここでは、そうした事態に陥らないための普段からできるバイクのヘルメットのお手入れ方法についてご紹介します。
ヘルメットのメンテナンス方法～シェル編～
ヘルメットにとって、最も重要なパーツがシェル（帽体）です。ヘルメットの外部分を覆うこのパーツは、雨による汚れや羽虫の衝突などで、知らないうちに汚れが増えていきます。そのため、この部分のお手入れは、主にバイクヘルメット用のクリーナーを使って磨き上げましょう。
また、クリーナーを使用する前にクロスなどを使って、表面の汚れをふき取っておくこともポイントです。もし、落下や事故などによって細かい傷ができている場合は、コンパウンドを使って軽く磨くことで、元の艶やかな表面を取り戻すことができます。ただし、使いすぎると深い傷になってしまう可能性があるので注意してください。磨き上げが終わったら、全体をもう一度チェックしましょう。また、淵のゴムが剥がれている場合は接着剤などでくっつけておくようにしてください。
ヘルメットのメンテナンス方法～シールド・ベンチレーション編～
シールドもまたシェルと同様に、走行時にダメージを受けやすい部位の一つです。ダメージを受けると視界に影響が出て、快適な運転に問題が出てくることもあるので、その都度メンテナンスを行いましょう。お手入れの際には、シールドを適切な方法で取り外し、柔らかい布で優しく拭きましょう。
鳥のフンなどが固まっている場合は、食器用の中性洗剤を水で薄めたものを布に染みこませて優しく拭いてください。激しく磨いてしまうと、メンテナンスで傷をつけてしまうという、本末転倒な結果に陥ってしまう可能性もあります。汚れを綺麗に落とし終えたら、水洗いで中性洗剤を落としてください。
また、ベンチレーションは見逃されがちですが、意外と細かいゴミが入り込みやすい部位です。歯ブラシや綿棒といった細いものでクリーニングするといいでしょう。
ヘルメットのメンテナンス方法～ライナー編～
ライナーのお手入れをする際には、中性洗剤水溶液を染み込ませた布で拭き取りましょう。ただし、ライナーの素材は発泡スチロールのため、強い力で磨いてしまうと傷ついてしまう可能性があるので注意してください。また、溶剤や熱に弱い性質があることを知っておきましょう。その他、メンテナンスの際には、ライナーに破損がないかをご確認ください。万が一、ライナーが動くもしくは破損が 見られる場合は、メーカーに問い合わせることで交換が可能です。
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以上、バイク用ヘルメットのお手入れ方法をご紹介しました。ヘルメットは、しっかりとメンテナンスを行えば、長持ちさせることができます。長く使える個性的なヘルメットをお探しであれば、カスタムペイントのヘルメットも承る一進工房の通販をご利用ください。世界的に有名なヘルメットメーカーであるRIDERS DNAの職人が手掛けたペイントはクオリティが高く個性的なので、注目度を高めたい方も必見です。
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